
転勤族は引っ越し費用がかさむから、なるべく安く抑えたい…。

荷作りが大変すぎるんだけど、効率よくできるコツってないかな?
この記事では、転勤族の引っ越しに関わるこんな悩みや困り事が解決できます。
私も転勤族の妻として、何度も引っ越しを経験してきました。
突然の内示から、急いで物件や引っ越し業者探し…。
転居に関わる手続きも本当に多くて、
何か1つでも忘れれば、引っ越し直後に不便な思いをしたり、余計な費用がかかったり。
毎回バタバタして夫婦喧嘩になるし、心に余裕がなくなるのがつらいんだよね。
でも、転勤族として何度も試行錯誤して引っ越しする中で、
効率もコスパも良く引っ越しする方法がわかってきたんです。
この記事では、転勤族の引っ越し経験者である私が、
内示が出た0日目からの引っ越しのロードマップを全公開。
さらに、引っ越しに必要なすべての手続きと、効率的な荷作りのコツも解説しています。
この記事を読めば、「何から手をつければいいの?」というパニックから解放され、
無駄な出費を抑えながら、新しい土地で心穏やかに新生活を始められますよ。
- 転勤の内示が出た!すぐやるべき最初の3日のロードマップ
- 引っ越しは手続きが多い!忘れてはいけないやることリスト4選
- どんどん進めなければ間に合わない!効率的な荷作りのコツ5選
- 新しい生活がスタート!引っ越し後の生活を早く整えるコツ3選
目次
転勤の内示が出た!すぐやるべき最初の3日のロードマップ

ついに転勤の内示が…。
引っ越しってやることがたくさんあって、
「何から手をつければいいの?」ってパニックになりますよね。
転勤まで時間が無いバタバタした状況でも、
少しでも効率よく楽に引っ越しがしたいと思うはずです。
ここでは、そんなあなたのために、
内示が出た後からすぐにやるべきことのロードマップを解説します。
- 0日目:退去の連絡をし、内示を確認して条件を整理する
- 1日目:引っ越し日を決め、やるべき手続きをリスト化する
- 2日目:物件の優先条件を決めて、オンラインで新居探し
- 3日目:複数の引っ越し業者から見積もりをとって、最安で手配する
0日目:退去の連絡をし、内示を確認して条件を整理する
まず内示が出てすぐにやることは、今住んでいる家の管理会社に退去の連絡をし、
内示の内容をしっかり確認して新居探しの条件を整理することです。
それは、連絡が遅れると余分な家賃を払うことになるし、
条件がわかってないと新居探しや手続きが上手く進まなくなってしまうのが理由。
正確な退去日は決まっていなくても、できるだけ早く退去の連絡をしておこうね。
「引っ越し日は、決まり次第すぐに連絡する。」と伝えておけば問題ないよ。
そして、確認するべき内示の内容はこちら。
- 転勤の期日
いつから新しい場所で働き始めるのか - 社宅があるのか、自分で物件を探すのか
会社側が物件の候補を提示してくる場合もある - 家賃補助の上限
転勤の場合は家賃補助が出る場合がほとんど - 居住エリアの指定や距離制限の有無
勤務地から直線距離で20㎞以内、公共交通機関で通勤時間60分以内など

夫は引き継ぎで忙しくて、ゆっくり話す時間が取れないんだよね…。

上記の4つだけはすぐに教えてって伝えて、
妻が引っ越しの準備をどんどん進めていこう。
余計な家賃の支払いを防ぐことと、
内示の条件を整理することが0日目にやるべきことだよ。
1日目:引っ越し日を決め、やるべき手続きをリスト化する

1日目は、転勤の期日と家族の状況を考慮して引っ越し日を決め、
引っ越しでやるべきことをリストアップしておきましょう。
というのも、引っ越し日は全ての手続きの起点になるし、
それが決まることによって手続きのスケジュールも明確になるから。
引っ越し日決定の目安はこんな感じ。
転勤シーズンである繁忙期(2〜4月)に引っ越す場合は、
引っ越し業者の予約がすぐに埋まってしまう…。
だから、余裕を持って転勤期日の2~3週間前を目標に引っ越し日を設定しましょう。
また、子どもの転園や転校を伴う場合は、
学期の区切りに合わせて移動すると、子どもへの負担が最小限になるね。
具体的な引っ越しに関わる手続きについては、この次の章で詳しく解説していくね。

内示が出たばっかでまだ新居も決まってないのに、
引っ越し日を決めちゃっていいの?

引っ越し業者との交渉や新居の契約が進む中で、
数日ずれることはよくあるよ。
「だいたいこの日」と引っ越しの日程を決めておくと、
後の引っ越し手続きのスケジュールが決めやすくなるの。
2日目:物件の優先条件を決めて、オンラインで新居探し

2日目には、家族の状況も踏まえて絶対に譲れない優先条件を絞り込んで、
オンラインでどんどん新居探しを進めていきましょう。
だって、転勤族の引っ越しはとにかく時間との勝負だから。
優先順位を決めて物件を選ぶときの判断スピードをあげ、
オンラインで徹底的に検索して気になる物件をリストアップしていくんです。
物件の優先条件って、例えばこんなこと。
- 小さな子どもがいるなら、幼稚園や保育園からの距離を最優先にする
- 小学生がいるなら、安全な通学路や学区を第一に考える
- 妻や夫が在宅ワークをするなら、ネット環境や静かな個室があることが条件に入る
- 夫の通勤時間や家賃補助の上限も忘れずに条件に入れる
オンラインでの物件探しでは、こんな風にチェックするといいよ。
間取りや設備だけじゃなく、スーパーや病院までの距離やゴミ出しの場所、
ハザードマップまでチェックするのがコツ。
さらに、Googleマップのストリートビューで見てみると、
物件の外観や周辺環境の雰囲気がつかめるよ。

写真だけだと間取りや雰囲気がよくわからないから不安…。

不動産会社に連絡するとき、
「内見が難しいので、動画やVRなどで詳しく見せてほしい」と頼んでみて。
「これだけは譲れない」という条件のもと、
スピード重視で後悔の少ない物件選びをしていこう。
3日目:複数の引っ越し業者から見積もりをとって、最安で手配する
物件が決まったら、複数の引っ越し業者から見積もりをとって、最安で手配しましょう。
なぜなら、引っ越し料金は業者によって数万円から数十万円も差が出るものだから。
引っ越し業者の手配は、以下を参考にしてみてね。
- 一括見積もりサイトを利用し、複数の業者に1度に連絡して相見積もりする
- 複数社の見積もりを取っていると伝えて交渉する
- 業者に見積もりに来てもらうときは、荷物の量を正確に伝える
(見積もり後に荷物が増えると追加料金が発生することがあるから注意) - 引っ越し費用を会社が補助してくれる場合は、
必ず業者に伝えて法人契約の割引が適用されるか確認する - できれば月末月初や土日祝の引っ越しは避ける
- 安さを重視して梱包や開梱などのサービスを無しにすると時間と労力がかかるから、
「安さ」と「手間」のバランスを見極める

時間もないし、何社も見積もりをとるのは面倒だな…。

転勤族は引っ越し費用がかさみがちだから、
ここをめんどくさると後悔することになるよ。
相見積もりであることを業者に伝えれば、自然と価格交渉がしやすくなるんだ。
さらに、引っ越しが1日で終わらない場合の宿泊先や
引っ越し当日の子どもの預け先も手配しておかないとね。
引っ越しは手続きが多い!忘れてはいけないやることリスト4選

内示後の最初の3日間で、引っ越し準備の基礎ができましたね。
ここからは、引っ越しで1番複雑な「手続き」を1つずつ確認していきましょう。
手続きは期日が決まっているものが多いから、忘れるととても困ることになるんです。
そうならないように、引っ越しに関わる全ての手続きを解説します。
- 転居前と転居後に役所で必要な手続き
- 子どもの保育園や学校の手続き
- 生きるために必要なライフラインや通信の手続き
- 忘れがちな郵便や保険などの住所変更手続き
転居前と転居後に役所で必要な手続き

引っ越しに関わる役所での手続きは主に、
「転居前の役所」と「転居後の役所」の2箇所で必要になります。
これを忘れると新しい土地で、
子どもの医療費助成などの公的なサービスが受けられなくなるから、気をつけましょう。
わかりやすく表にまとめてみました。
| 手続き | 実施場所 | 期限 | やること |
| 転出届 | 転居前の役所 | 転居日の14日前から 当日まで | 新しい住所に移ることを届け出て、「転出証明書」をもらう。 |
| 転居届/転入届 | 転居後の役所 | 転居後14日以内 | 「転出証明書」を持って、新しい役所に届け出る。 |
| マイナンバーカードの 住所変更 | 転居後の役所 | 転居後14日以内 | 転入届と同時に、「マイナンバーカードの住所変更もお願いします。」と伝える。 |
| 印鑑登録の住所変更 (新規登録) | 転居後の役所 | 期日はないが なるべく早く | 旧住所での印鑑登録は、転出届を出した時点で消滅。「新規登録」をする。登録したい印鑑と、本人確認書類が必要。 |
| 国民健康保険 (該当者のみ) | 転居前の役所 転居後の役所 (県内の引っ越しなら 転居後の役所のみ) | 転居後14日以内 | 転居前の役所で国保の脱退手続き(資格喪失届)をし、転居後の役所で加入の手続き(資格取得届)をする。転出証明書とマイナンバーカードが必要。 |
| 国民年金 (該当者のみ) | 転居後の役所 | 期限はないが 転居後14日以内に 行うと安心 | 国保の手続きと同じ窓口でできる。本人確認書類と基礎年金番号がわかるものが必要。 |
| 子どもの医療費助成 (子どもがいる場合) | 転居後の役所 | 期限はないが なるべく早く | 転入届を出すと同時に、子どもの医療費助成の申請をしたいと伝える。 |
| 児童手当の住所変更 (子どもがいる場合) | 転居後の役所 | 転居後15日以内 | 「児童手当の現況届」の提出、または住所変更の手続き。 |
| 障がい者手帳・ 福祉手当の住所変更 (該当者のみ) | 転居後の役所 | 期限はないが 転居した月末までに なるべく早く | 「住所変更の届出」と、福祉手当は「新規認定申請」をする。 |
必要な書類は市町村によって異なるので、必ずHPで確認をしてから手続きを進めましょう。

手続きが多すぎて混乱する…。

役所の手続きは、「転居前」に転出届、
「転居後14日以内」に転入届を出すのが基本だよ。
転入届を出すときに「他に必要な手続きはあるか」、
引っ越し先の役所の人に確認しながら進めていこう。
子どもの保育園や学校の手続き
引っ越しの手続きで特に気を遣うのが、子どもの園や学校の手続きです。
というのも、園や学校は空き状況や選考基準、学区のルールが地域によって全然違うから、
早期の情報収集と行動が大切になります。
やるべきことは、大きく以下の3つです。
- 今の園・学校へ連絡
内示が出たらすぐ、園や学校に転勤の可能性を伝える。
転園・転校の手続きに必要な書類を早めに用意してもらうとスムーズ。 - 新しい地域の役所(教育委員会・保育課)に確認
<保育園・幼稚園・子ども園>
入園の申し込みに必要な書類や、選考基準、空き状況をリストアップ。
引っ越し前に申し込みが必要な場合もあるから注意が必要。
<小学校・中学校>
転入先の学校区を確認し、学校への連絡はいつ行うべきかや、必要な書類などを確認しておく。 - オンラインで情報収集
新しい園や学校のブログやホームページを、
子どもと一緒にチェックしておくと子どもも親も少し安心できる。

新居が決まってなくても、新しい学校に連絡してもいいのかな?

子どもの手続きは、役所の手続きより先に動く必要があるの。
学区は決まっていることが多いから、
教育委員会に「このエリアに引っ越す予定」と相談して。
今の園や学校にすぐに転勤の連絡をし、
引っ越し先の情報を集めて子どもを安心させてあげて。
生きるために必要なライフラインや通信の手続き

引っ越しをするときは、ライフラインの手続きがとても重要です。
ライフラインの手続きは、連絡したその日に開通するわけじゃないから、
引っ越し直後から快適に暮らせるように早めに手配しておきましょう。
以下に、ライフラインの手続きについてまとめました。
| ライフライン | 今の家でやること | 新しい家でやること | 期限の目安 |
| 電気 | 利用停止の連絡 | 利用開始の連絡 | 2週間前まで |
| ガス | 閉栓の連絡と立ち会い(必要な場合) | 開栓の連絡と 立ち会いの予約 | 2週間前まで |
| 水道 | 利用停止の連絡 | 利用開始の連絡 | 2週間前まで |
| インターネット | 解約または移転手続き | 新規契約 または開通工事の予約 | 1ヶ月前まで |
特にインターネットは、開通までに時間がかかるから工事日を早めに押さえておかなきゃね。

今はスマホで全部できるから、引っ越し直前にやっても大丈夫じゃないの?

供給会社が地域によって違うから、連絡先を調べるだけでも手間がかかるの。
だから、余裕を持つためにも
早めに予約を済ませて、やることリストから消しておこうね。
忘れがちな郵便や保険などの住所変更手続き
引っ越し手続きの最後に、「ついうっかり忘れてた!」となりがちな、
でも生活に欠かせない住所変更を片付けましょう。
住所変更を忘れてしまうと、重要な書類が旧住所に届き続けてしまい、
個人情報の漏洩や契約の失効など、思わぬトラブルにつながる危険性があります。
住所変更の手続きが必要なものはこちら。
| 分類 | 手続き先 | 期限の目安 | 重要な理由 |
| 郵便物 | 郵便局 | 引っ越し日の 1週間前から | 転居届を出せば、1年間無料で旧住所宛ての郵便物を新住所に転送してくれる。 |
| 保険 | 生命保険 自動車保険 火災保険 | 引っ越し後すぐ | 自動車保険は、車両の保管場所が変わると保険料が変わることがある。 火災保険は新居の条件で再契約が必要になる場合がある。 |
| 金融機関 | 銀行 クレジットカード 証券会社 | 引っ越し後すぐ | 住所変更をしないと、カードの更新や重要書類が旧住所に届いてしまう。オンラインで手続きできることがほとんど。 |
| その他 | 携帯電話会社 サブスク 会員登録してるサイト | 気づいたとき | 契約内容の変更通知や定期購入しているものが旧住所に届いてしまう。 オンラインで手続きできる。 |

手続きが多すぎて、どれから手を付けていいかパニックになる!

まずは郵便局の転居届を忘れずに提出すること。
これさえやっておけば、1年間は転送されてくるから、
他の手続きを焦らず進められるよ。
ただ、郵便局以外の運送会社で届けられる定期購入しているものなどは、
早めに住所変更してね。
どんどん進めなければ間に合わない!効率的な荷作りのコツ5選

手続きの山を越えたところで、いよいよ荷作りです。
ここが1番時間と労力を使うから、
荷作りのコツをおさえて、効率よく梱包・開梱できるように丁寧に解説していきます。
- 家にある大きな家具が新居でも使えるか確認する
- 不用品を洗い出し、引っ越し前に処分する
- 使う順番や頻度を意識して荷物を詰める
- 開梱をスムーズにするために、段ボールは部屋ごとに分類する
- 当日用の荷物は、1泊分用意して自分で持っていく
①家にある大きな家具が新居でも使えるか確認する

荷作りを始める前にまず確認しておくべきことは、
新居の間取りや搬入経路を確認して、大きな家具が使えるかチェックすることです。
というのも、確認せず持っていくと、
新居で使えなかったときに無駄な運送費と処分費用がかかって後悔することになるから。
こんな風に確認しておきましょう。
- メジャーで家具の縦・横・高さを正確に測る。
- 新居の間取り図を見て、家具を置く場所のサイズと照らし合わせる。
- トラックから設置場所までの経路で、最も狭いところの寸法を不動産会社に確認してもらう。
(エレベーターのサイズ、廊下の幅、ドアの開口部など)

今の家に搬入できたんだから、そんな面倒なことしなくても大丈夫でしょ!

私もそう思って、大型冷蔵庫を持って行ったことがあるんだ。
でも、「ベランダからクレーンでなら搬入できますよ」ってその費用に絶句…。
無駄な出費と労力を減らすためにも、大型家具のサイズと
新居の搬入経路の確認を忘れずね。
>>転勤族の家具問題については、こちらの記事で詳しく解説しています。
②不用品を洗い出し、引っ越し前に処分する
荷作りの効率を上げるために、
使っていない不用品を徹底的に洗い出して処分してしまいましょう。
それは、使わない物にまで運送費を払うことになるし、新居での開梱作業も増えてしまうから。
転勤族は引っ越しが多いから、
常にミニマムな暮らしを心がけていると、引っ越しがとても楽になるよ。
物の処分は、こんな風に基準を決めておくと判断スピードが早くなります。
- 服や靴
「1年以上着ていない」、「着たいと思わない」服は迷わず処分
サイズが合わない痩せたら着られる服も、痩せた時に新しく買えばいいので不要 - 書類やプリント類
説明書はネットで見られるから、保証書だけを残して捨てる
見返すことのない子どものテストやプリントは不要 - 「いつか使うかも」と取っておいたもの
いつかは99%こないからさっさと処分 - 子どものおもちゃ
事前に全ては持っていけないことを伝え、子どもに聞きながら選別する
売ってお金に変えたり、園に寄付をしたりすることもできると話すのもおすすめ - 調理器具などに多い○○専用の物
使う場面が限られているものは、代用できるものがあれば処分してOK
自治体によって、ゴミ出しのルールや粗大ゴミの処分方法は違うので、
HPなどでしっかりと確認して正しく処分しましょう。

思い出の物とか、なかなか捨てられないんだよね…。

思い出の物は、写真に撮ってデータで取っておくのもおすすめだよ。
「転勤族には、運送費を払ってまで余分なものを持っていく余裕はない」と割り切って、仕分けていこうね。
③使う順番や頻度を意識して荷物を詰める

荷物を詰める際は、開梱をスムーズにするために、
新居で使う順番や頻度を意識して分類し、段ボールに詰めていきましょう。
だって、必要なものがすぐに見つからないと、
イライラしたり、子どもが慣れない環境で不安を感じたりしちゃうから。
グループ分けして、段ボールにも記入しておきましょう。
新居に着いたその日から使うもの
トイレットペーパー、タオル、洗面用具、子どもの着替え、充電器、薬、簡単な調理器具など
普段よく使うもの
普段使いの食器、調理家電、オンシーズンの洋服、子どものおもちゃ、学用品など
オフシーズンのもの
季節外れの衣類、思い出の品、趣味の道具など

そんなこと考えずに、どんどん詰めていったほうが早いんじゃない?

これは、新居での開梱をスムーズにするための工夫なの。
分類せずに詰めると、必要な物を探すのにすごく時間がかかることがあるよ。
最初に少し時間をかけて分類しておけば、
新居でのストレスを減らせるて、効率がよくなるよ。
④開梱をスムーズにするために、段ボールは部屋ごとに分類する
荷作りの段ボールには、「新居のどの部屋に置くか」を基準に物を分類し、
中身を側面に大きく記入して部屋ごとに色分けをしておきましょう。
部屋ごとに段ボールを分けておけば、業者が新居の指定された部屋へ直接運んでくれるから、
開梱がスムーズになります。
私はいつもこうしています。
- 新居の間取り図に、部屋ごと色を塗っておく
- 部屋ごとに荷物をまとめる
- 運んでほしい部屋の色のシールを段ボールに貼っておく
- 新居の玄関ドアや廊下に色塗りした間取り図を貼って、業者にそれを見て搬入してもらう
こっちであれこれ指示する必要がなくなるから、搬入もとっても楽なの。

急いで荷作りしなきゃいけないのに、手間じゃない?

このひと手間が、引っ越し当日のバタバタと、
引っ越し後に荷物を探すストレスを減らしてくれるの。
新居での荷物の仕分け作業がなくなるから、開梱もあっという間に終わるよ。
⑤当日用の荷物は、1泊分用意して自分で持っていく

荷作りが終わったら、1泊分の生活に必要なものをまとめた「当日用バッグ」用意して、
自分で運ぶようにしましょう。
なぜって、荷物が新居に届いても、疲れていたり時間が遅くなったりして、
すぐに開梱できないかもしれないから。
実際、こんなことがあって…。
その時は、比較的距離が近い場所への転勤だったから、
午前中に搬出、午後に搬入をして1日で引っ越しが終わるスケジュールだったの。
でも、移動中に事故渋滞に巻きこまれてしまって。
搬入が終わったのが22時。
疲れ果ててたのに、洗面用具とかを探すのに時間がかかってさらにぐったり…。
当日は開梱しなくてもいいように、1泊分用意しておくべきだったって後悔した。

引っ越しが1日で終わるスケジュールなら、そこまでしなくてもいいでしょ。

環境の変化や疲れで体調を崩してしまうこともあるから、
1泊分は用意しておくと安心だよ。
段ボールに入れると業者が間違えちゃうかもだから、
旅行バックやキャリーケースに入れておいてね。
新しい生活がスタート!引っ越し後の生活を早く整えるコツ3選

無事に引っ越しが終われば、段ボールの山に囲まれながらも新しい生活がスタートします。
知っている人が誰もいない、土地勘のない場所での生活は不安がいっぱいですよね。
ここでは、引っ越し後の不安な生活を早く整えるコツを紹介します。
- ご近所に挨拶し、情報収集ながら周辺を散策する
- 子どもにはいつも通りを意識して安心できるようにする
- 子どもや仕事、趣味を通して地域のコミュニティに参加する
ご近所に挨拶し、情報収集ながら周辺を散策する

新居での生活を早く軌道に乗せるためにまず始めにやるべきことは、
ご近所への挨拶と周辺の散策をして、生活に必要な情報を集めることです。
というのも、生活に必要なローカルルールや施設情報を早く知っておくことで、
生活への不安が軽減されるから。
こんな感じで、情報収集してみましょう。
- 両隣と向かい3軒、そして大家さんや管理人さんに挨拶
- 手土産は、日持ちするお菓子や賞味期限のない消耗品などがおすすめ
- 自治会や子ども会のルール、地域特有の慣習などがあるか確認
- ゴミ出しのルール
ご近所トラブルになりやすいから、分別方法や収集曜日、収集場所など細かくチェック - 生活施設
よく利用するスーパーやドラッグストア、小児科や休日診療所の場所と営業時間を確認 - 子どもが安全に遊べそうな場所や危なそうな場所
公園や児童館までの道のりを確認
見通しの悪い道路や怪しげな場所などがないかチェック

すぐに挨拶に行くのは気が引けるし、バタバタしてるから後でもいいかな?

挨拶は早いほうが、印象がいいよ。
親切な人は、世間話をしながらいろいろ教えてくれるしね。
近所にどんな人が住んでいるのかわかったり、地域情報を知れたりすると、新生活の不安が解消されていくよ。
子どもにはいつも通りを意識して安心できるようにする
引っ越しの前後は、環境の変化で子どもが不安定になりやすいので、
いつも通りを意識して不安を取りのぞいてあげましょう。
なぜなら、住む場所が変わっても、「いつもと同じ」ルーティンがあると安心するから。
例えば、こんなことに気をつけてみて。
- 寝る場所と寝る前のルーティーン
寝室の片付けを優先して、いつもの布団やベッドで寝られるようにする
絵本を読むなどの、寝る前のルーティーンを変えない - いつもの朝食
いつもと同じメニューや、使い慣れた食器で朝食を食べさせてあげ、
「いつもの生活に戻った」という安心につながるようにする - お気に入りグッズ
子どもが1番好きなおもちゃやぬいぐるみ、ブランケットなどは、
段ボールには入れずにすぐに手にできるようにする

私もいっぱいいっぱいで、そこまで気が回らないかも…。

子どもは「いつもと同じ」がすごく安心するから、
バタバタでもいつもと同じように接してあげることを心掛けてね。
そうすることで、子どもの不安を軽くして、
新しい環境にスムーズに適応できるようになるよ。
子どもや仕事、趣味を通して地域のコミュニティに参加する

引っ越し後の生活が落ち着き始めたら、子どもや自分の関心事を通して、
積極的に地域のコミュニティに参加することをおすすめします。
なぜって、数年ごとに引っ越しを繰り返していると、孤独になりやすいから。
具体的には、こんな風に。
- 子どもの活動を通じて
学校や園のPTAやボランティアに立候補して、他のママに認識してもらう
習い事やスポーツ少年団に子どもを入れると、保護者同士の関わりができる - 仕事を通じて
パートを始めると、勤務先の仲間との交流が生まれる
リモートワークをしているなら、地域のコワーキングスペースを利用するものおすすめ - 趣味を通じて
興味がある地域の講座に参加すると、共通の趣味を持つ人を見つけられる

知り合いがいない中で、新しくコミュニティに入るのは勇気がいるな…。

挨拶できる人や世間話ができる人がいるだけで、孤独感が和らぐよ。
新しい土地での生活を豊かにするために、
負担にならない範囲で1歩踏み出してみて。
まとめ:転勤族の引っ越しはロードマップで乗り切ろう
引っ越しは手続きが多くて、荷作りも大変。
引っ越しのたびに疲れ果ててしまうのは、転勤族の妻にとって共通の悩みですよね。
でも、この記事で一緒に確認したように、
引っ越しは、段取りをしっかりすることで、乗り切れます。
引っ越しはゴールじゃなくて、新しい生活が始まるスタートライン。
私は、在宅ライターという引っ越しがあってもぶれない働き方を見つけて、
転勤が怖くなくなったの。
あなたも、転勤の内示が出ても焦らず、
何度引っ越してもぶれない生活を作っていきましょう。
あなたが、新しい土地での生活を心から楽しめるように、応援しています。
>>転勤によってキャリアを絶たれた私が、
在宅ライターとして収入を得られるようになった実話はこちらの記事で紹介しています。
最初に、内示が出た直後からすぐやるべき最初の3日のロードマップを解説しています。
- 0日目:退去の連絡をし、内示を確認して条件を整理する
- 1日目:引っ越し日を決め、やるべき手続きをリスト化する
- 2日目:物件の優先条件を決めて、オンラインで新居探し
- 3日目:複数の引っ越し業者から見積もりをとって、最安で手配する
次に、引っ越しの時に必要な全ての手続きを紹介しました。
- 転居前と転居後に役所で必要な手続き
- 子どもの保育園や学校の手続き
- 生きるために必要なライフラインや通信の手続き
- 忘れがちな郵便や保険などの住所変更手続き
さらに、効率よく引っ越しを終わらせるための荷作りのコツを解説しています。
- 家にある大きな家具が新居でも使えるか確認する
- 不用品を洗い出し、引っ越し前に処分する
- 使う順番や頻度を意識して荷物を詰める
- 開梱をスムーズにするために、段ボールは部屋ごとに分類する
- 当日用の荷物は、1泊分用意して自分で持っていく
最後に、引っ越し後の生活を早く整えるコツを紹介しました。
- ご近所に挨拶し、情報収集ながら周辺を散策する
- 子どもにはいつも通りを意識して安心できるようにする
- 子どもや仕事、趣味を通して地域のコミュニティに参加する






転勤の内示が出たけど、引っ越しって手続きが多くて何から始めればいいの?